レザークラフト入門-針に糸を通す方法(ロウ引き)-

前回の記事でレザークラフトのコンプリートキットを手に入れた私ですが、一体何から始めれば良いかわからず、しばらく道具を眺める日々を送っていました。

初心者がレザークラフトを始める上でまず必要な道具をご紹介します。

このままではいかんと言う事で、まずは手縫いの基本中の基本である作業・針に糸を通す作業に挑戦してみました。

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針に糸を通す手順

針に糸を通す方法は人によって様々のようですが、今回は友人の革職人に教わった通し方を紹介します。

用意するもの

手縫いばりに糸を通す道具一式

必要なものは麻糸・針・ロウ・カッター・ゴム板の四点です。カッター以外はコンプリートキットに入っていた物を使用します。

糸を必要な長さカットする

レザークラフトの糸

縫う距離に対して四倍くらいの長さで糸をカットします。

糸の先端をほぐす

糸をほぐす

カッターの切れない部分で糸の先端を抑え、カッターを固定したまま糸を引っ張るとほぐしやすいです。

ほぐした糸先

こんな具合にほぐされました。逆側の先端も同じようにほぐします。

糸にロウを引く

蠟引き

まずは先端にロウを引きます。ロウと親指で糸を挟み、糸を引っ張ります。三・四回繰り返して先端が綺麗にとんがればOK。

レザークラフトのロウ引き

これで糸を針に通しやすくなり、縫うときも抵抗が抑えられると言う訳です。両サイドの先端にロウを引いたら糸全体にロウを引きます。先端と同じ要領で指で押さえながら糸を引っ張ります。

レザークラフトのロウ引き

三・四回引いた後、ドライヤーで熱すると糸にロウが浸透させる事が出来ます。ところで何故糸にロウを引くのか疑問だったので、糸にロウを引く理由を革職人の友人に聞いてみたところ、ロウを引く事で糸の耐久性と耐水性がアップするそうです。

針先を削る

レザークラフトの針先を丸める

レザークラフトで革を縫うときは、予め革に穴を開けてから縫うため針の先端が尖っていなくても縫う事が出来ます。むしろ尖っているとスムーズに縫えないので、針の先端はサンドペーパー等で丸く削ってしまいます。

針先を削った手縫いばり

これで手を怪我する可能性も低くなるので一石二鳥ですね。

針穴に糸の先端を通す

針穴に糸を通す

先ほど尖らせたおかげでスムーズに通ります。

糸に針先を刺す

糸を返して通す

針と同じくらいの長さで糸を折り返し、糸に針を刺します。糸を捻ることで糸に隙間が出来るので刺しやすくなります。

交互に糸に針を通す

今度は1センチくらいで折り返し同じように針を刺しますこれを三回繰り返します。

糸を押す

次に針先を持ち、針穴に向けて糸を下ろしていきそのまま糸を抜ききります。

ロウ引きし終わった糸

糸の先端を尖らせた事によって綺麗に糸がまとまってくれました。

糸をロウ引きする

糸がまとまらないようであればさらにロウ引きをして綺麗に整えます。逆側も同じように針を通して終了です。

まとめ

ロウ引きした糸

今回は友人の革職人に教わった方法で糸を通しましたが、決まった方法はないみたいなので自分のやりやすい方法を見つけて下さい。また今回は自分でロウ引きをしましたが、予めロウ引きしてある糸も販売されているみたいなので、面倒なときは買ってしまった方が早いかもしれません。

さて、これでいつでもレザーを縫える状態になりました。次は実際に手縫いに挑戦したいと思います。

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