ペットについてもっと学ぼう!愛玩動物飼養管理士取得への道-前編-

最近、このブログの影響でフトアゴヒゲトカゲに関する質問や相談をフォーラムやメールでたくさん頂くようになりました。飼育方法やトラブルの対処法、中にはフトアゴの名前を考えて欲しいなんていう相談もあります。

野菜を散らかすフトアゴヒゲトカゲ

野菜を散らかしたくせに態度がでかいどんぐり氏。

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生体は最低限の知識を得てからお迎えして欲しい

一番多いのがフトアゴの元気が無い・フトアゴが痩せてきたなど健康に関する相談です。先天的な疾患などはどうしようもありませんが、少なくとも適切な環境で飼育していれば元気に育っているはずなのに、不適切な餌や環境が原因で生体が弱り異常に気付いてからこのブログに辿り着くといった方が多いようです。

さらに特徴的なのが、相談を頂くほとんどの方が爬虫類ショップやペットショップではなく東レプなどの即売会で生体を購入している点です。

即売会は多くの生体を安く購入出来るためとても便利ですが、利用者も非常に多いため出店スタッフに飼育方法に関して手取り足取り時間をかけて教えてもらうのは物理的に難しいのではないかなと思います。

そのため、もし即売会でお迎えをするのであれば前もって専門書籍やネットで適切な飼い方や生体に関する正しい知識を得てからお迎えして欲しいと切に願います。

適切な飼育方法や正しい知識をもっと広めたい

ペットの飼育方法は飼育者によって千差万別で、それぞれの生体に合わせて適切に飼育出来ていればこれと言った正解はありません。しかし、フトアゴヒゲトカゲで例えるなら「紫外線ライトとバスキングライトが必須」など、押さえておくべき基本的な飼育方法は必ずあるはずです。

そういった情報を発信して少しでも正しい知識を知ってもらうためにこのブログを始めたと言っても過言ではないため、フトアゴがお迎え後数日で亡くなってしまったというツイートを見かけたり、ガリガリに痩せ細ったフトアゴの写真を見る度に何とも言えない悲しい気持ちになっていました。

これはこのブログを始めた当初からずっと感じていた事で、何か出来る事は無いかとずっと悶々としていたのですが、ついに私は決意しました。今こそ立ち上がろうと!!

で、何をすれば良いのか

変な格好のフトアゴヒゲトカゲのどんぐり氏

何がしたいのかわからないどんぐり氏。

まず私が感じていたのは、私自身の知識不足。今も昔も生き物は大好きなのですが、特に専門的な学校に行っていたわけでもなくペットショップで働いていたわけでもありません。もちろん実際に飼育しているフトアゴに関しては経験を元に濃い内容を発信出来ますが、生き物全般に関するもっと根本的な部分を勉強するべきだと思っています。

時間とお金に余裕があれば専門的な大学や専門学校に通いたいとも思っているのですが、それも今はなかなか現実的ではなくどうしたものかと思っていたところ、とある資格の存在を知りました。それが『愛玩動物飼養管理士』という資格です。

愛玩動物飼養管理士とは?

概要

愛玩動物飼養管理士とは、「動物の愛護及び管理に関する法律」の趣旨に基づき、愛玩動物(ペット)の愛護及び適正飼養管理の普及啓発活動などを行うために必要な知識・技能を、公益社団法人日本愛玩動物協会の通信教育によって体系的に修め、所定の試験に合格し、協会より認定登録された者をいいます。
動物の習性や適正な飼養管理の知識の不足から、ペットを飼いきれなくなったり、近隣とのトラブルを起こしてしまったりする事例はあとを絶ちません。
このような状況にかんがみ、本協会では動物関係法令や動物愛護運動史、保健衛生、公害問題、動物の疾病予防、管理士の社会活動、各種動物の飼養管理、犬猫のしつけ等の知識を体系的に習得・普及する指導員を養成するため、「愛玩動物飼養管理士」認定制度を設置しています。
この制度の受講者はペットショップや動物病院にお勤めの人たちをはじめ、OLやサラリーマン、主婦、学生、ペットシッター、動物担当の公務員など多彩であり、これらの有資格者の多くは、各職場での日常業務においてはもちろん、地域でのボランティア活動などで活躍しています。 出典:愛玩動物飼養管理士

この資格を取得するとどうなる?

「愛玩動物飼養管理士」は、ペット(愛玩動物)の習性や正しい飼い方、動物関係法令(動物愛護管理法、ペットフード安全法等)、動物愛護の精神などを、多くの人に広めるペットのスペシャリスト。 ご自身で飼っているペットを健康に長生きさせるためにも、この資格で得た知識は役立ちます。 また、愛玩動物飼養管理士は、ペット業界で働く方、動物のボランティアをされている方など、 ペットに関するさまざまな分野で活躍しています。さらに、国や地方自治体の事業への協力を 行っていることから、行政からの信頼も厚いのが特徴です。 出典:愛玩動物飼養管理士

爬虫類だけではなく、全てのペット(愛玩動物)の習性や飼い方について学び、正しい知識や飼い方を世の中に広めるペットのスペシャリストになるための資格のようです。

現在このブログではフトアゴヒゲトカゲに関する飼育方法を発信していますが、この資格を取得する事でより深い知識を身につけより有益な情報を発信していく事が出来そうな気がします。

ということで、私ウォーキー(35)は『愛玩動物飼養管理士』の資格を取る事にしました!

「愛玩動物飼養管理士」資格取得までの流れ

①資料請求

まずは『愛玩動物飼養管理士』のサイトから資料請求を申し込みます。この資格には1級と2級があるようですが、2級を取らないと1級の受験資格得られないようなので、まずは2級の資料を請求しました。

全国に有資格者が14万人以上!ペットに関するさまざまな知識を学んであなたも賢い飼い主になろう!

②受講受験料の入金・申込書の送付

愛玩動物飼養管理士の資料

資料請求から数日で日本愛玩動物協会から書類が届きました。中には冊子・振り込み用紙・受講受験申込書・返信用封筒が入っていました。

すぐに申し込み用紙に必要事項を記入し、受講受験料を振り込みます。

受講受験にはいくらかかる?

2級の受講受験料には30,000円かかります。さらに受験に合格した場合認定登録料としてさらに5,000円がかかります。これが高いのか安いのかはわかりませんが、払うしかありません。

ちなみに1級の受講受験には32,000円に加え、認定登録料が20,000円かかるようです。

スクーリング(講習会)の申し込み

愛玩動物飼養管理士の資格は基本的に通信教育なので教科書を元に自分で勉強するのですが、一回だけスクーリング(講習会)に参加する必要があります。

住んでいる地域によって予め決められている日程と開場を選び、都合の良い日程を申込書に記入します。

③教材が届く

愛玩動物飼養管理士の教材

申込書提出・受講受験料の入金が完了してしばらくすると教材が届きました。けっこう分厚い教科書が2冊とDVDが入っていました。

こうやって勉強するのは学生時代ぶりなのでワクワクしてきましたが、少し読んでみるとガッチガチの内容だったので気合いを入れ直しました。

教材と一緒にスクーリング資料と日程も同封されていて、希望通りの日程で講習を受ける事ができました。

④スクーリング(講習会)への出席

東京在住の私は飯田橋の開場で行われるスクーリングへ出席しました。開場にとても広く、150〜200人くらいは集まっていたと思います。

勝手に学生が多いイメージで行ったのですが、実際には学生らしき人は一部で年齢層はかなり高かった印象です。

資料を元に午前10:15から講習は始まり、昼食を挟んで16:45まで計6時限の講習を受けました。講習の内容は下記の通りです。

  1. 動物愛護論Ⅰ・人と動物の関係学
  2. 愛玩動物飼養管理士の社会活動
  3. 動物の飼養管理(総論・犬と猫の飼養管理)
  4. 動物の飼養管理(その他哺乳類・鳥類・爬虫類の飼養管理)
  5. 動物関係法令概説
  6. 動物のしつけ

今回の講習の中で最も面白かったのが「動物のしつけ」です。講師の狩野恵子さんは普段犬のしつけのインストラクターをされているのですが、私の中での犬のしつけの常識を初っぱなから打ち破られました。

また「動物の飼養管理」の講習では様々な動物の基本的な飼育方法を学ぶのですが、犬や猫等のメジャーな動物にはたっぷりと時間をとられ、爬虫類にいたっては1〜2分で片付けられました。

これが現実なのでしょう。しかし誰かがこの現実を打ち破っていかないと、ホームセンターのペットコーナーで痩せ細った爬虫類たちを救う事は出来ないと思っています。

まとめ

愛玩動物飼養管理士の試験は11月とまだまだ先になるため、今回はスクーリングまでの内容を前編としてお送りしました。合格率は70%ととのことなので、満点合格を目指してこれからじっくりと勉強して行こうと思います。

後編へ続く。

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