造形用モルタルでバックボードとシェルターを自作しよう

以前ギドラ氏のケージ用に自作したバックボード。

フトアゴヒゲトカゲのケージにレイアウトするバックボードの自作に挑戦しました。今回はベース作りの様子をご紹介します。
フトアゴヒゲトカゲのケージにレイアウトするバックボードの自作に挑戦しました。今回は着色の様子をご紹介します。
フトアゴヒゲトカゲのケージにレイアウトするバックボードの自作に挑戦しました。今回は完成したバックボードをレイアウトしてみました。

初めての制作にしてはなかなか出来がよく思いのほか反響がありました。主であるギドラ氏もやっとバックボードに組み込んだ私の粋な計らいを最近やっと理解したようです。

自作したバックボードで寛ぐギドラ氏

そうそう、ここでくつろいで欲しかったのです。

どんぐり氏のケージも作り終えたので、次はどんぐり氏のケージにレイアウトするバックボードを自作しようと思います。

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バックボードと一緒にシェルターも自作しよう

完成イメージを思い描く

前回は初めてと言う事もあり、とりあえずノリで作ってしまった感があったので今回は計画的に作る事にしました。まずはベースに使用するスタイロフォームをケージサイズに切り出して空のケージに設置します。

スタイロフォームで作ったバックボードのベース(正面)

ここからが想像力の勝負です。頭の中でどんぐり氏の生活をイメージしながらひたすら妄想を繰り広げます。バックボードだけでなく、流木やバスキングスポットの配置等も考えながら全体的なイメージを作っていきます。

今回意識したのは『立体感』。これはギドラ氏のバックボード制作でも意識したのですが、限られたケージの中を出来る限り有効活用してなるべく立体行動できるようにレイアウトしてあげたいと思います。

ただ、ギドラ氏と違ってどんぐり氏は純粋なフトアゴヒゲトカゲです。かなりの大きさに成長すると思われるので、ギドラ氏のバックボードのように奥行きを出してしまうと窮屈になってしまいそうです。そこで今回はバックボードには小細工をせずに、流木やシェルターを使って立体行動が出来るようにしようと思います。

流木で寝るどんぐり氏

眠気の限界に挑戦するどんぐり氏。(脱皮中)

そうなってくると、流木とシェルターが重要になってきます。流木は天然の物を使うので理想の形に出会えるかどうかは運次第ですが、オークションで次々と出品されるので理想的な流木が見つかるまで待つのみ。問題はシェルターです。

爬虫類ショップやネットでシェルターを探すと、基本的にどの店も扱っている物が同じでサイズや種類もとても少ないです。TwitterやInstagramでフトアゴを飼育している方々の写真を見てみても、大体使われているシェルターは限られています。もっと選択肢が多ければレイアウトの幅も広がって楽しいのに…。そんな時は私の座右の銘と言っても過言ではないあの言葉が脳裏をよぎります。

無いなら作ろう、マッチザベイト。

イメージを元にベース作り

ケージ内のイメージが出来たらベースを作って行きます。スタイロフォームに、小さく切ったスタイルフォームを貼付けて行く作業になるのですが、前回は接着剤等は使わずに竹串を使いました。しかし竹串だと接合力が弱いのでモルタルを塗る段階で簡単に取れてしまいかなり苦労しました。そこで今回はガッチリと接着出来るようにシリコンシーラントを使う事にしました。

シリコンシーラント

鉄砲みたい。

竹串と違って乾燥してしまえばガッチガチに固まるので強度は抜群です。それでは早速スタイルフォームをカットして行きます。

スタイロフォームをカットしてパーツを作る

縦のラインを意識。

カッターを使って切るのですが、スタイルフォームは固いので一度で切ろうとせずに、二・三度に分けて軽い力で切ると綺麗に切れます。

スタイロフォームでバックボードのベース作り

ケージサイズぴったりだと気持ちがいいですね。

カットしたスタイロフォームをシリコンで接着して行きます。わりと早い時間で半乾きになるのでスムーズに作業出来ました。次にシェルターの天板を作ります。

シェルターのトップをスタイロフォームで作る

ここでクイズ、このシェルターは何をイメージしているでしょう?

こちらがシェルターの天板の部分です。自作シェルターは大きさも形もケージレイアウトに併せて作る事が出来るのが最大のメリット。今回はどんぐり氏の成長の事も考えて大きめに作ります。

スタイロフォームでシェルターの足を作る

ヒント:天津飯。

こちらがシェルターの柱の部分です。市販されているシェルターはドーム型が多いのですが、閉鎖的になってしまうのが嫌なので今回は柱で支えるタイプにしました。

シェルターのベースをスタイロフォームで作る

何だかもうカッコいい!

先ほどの天板を接着するとこんな感じです。この方がドーム型よりも見た目的に奥行きが出ます。シェルターの天板を平らにしたのは訳があり、この上はどんぐり氏のリラックススペースになる予定です。

スタイロフォームで形作り

あの場所にどんぐり氏が登ります。

上からケージ全体を見てみましょう。シェルターの上には流木を使って登れるようにして、フリースペースを残しつつも立体行動出来るレイアウトを作ります。シェルターの高さはモルタルを塗って通気窓と同じ高さになる予定なので、リラックススペースでは外の景色も楽しめると言う訳です。これで完成なのですが、シリコンシーラントを乾かすために一日放置します。一日乾燥させるとシリコンが乾き、ガッチガチに仕上がりました。竹串とは比べ物にならない安定感です。

下地のモルタルを塗る

造形用のモルタルはスタイロフォームに直接だと定着しにくいため、下地のインスタントセメントを塗ります。

インスタントセメントで下塗り

ベランダがセメントだらけ。

私はインスタントセメントと言う安価なセメントを使いましたが、スタイロフォームに定着すれば何でも良いと思います。シャバシャバな状態で一気に塗って行きます。上から造形用のモルタルで覆い被さるので細かい部分は気にしなくても大丈夫です。塗り終わったら再び乾燥させるため一日放置します。

ギルトセメント(造形用モルタル)で擬岩作り

下地のインスタントセメントが乾燥したらギルトセメントを塗って行きます。

ギルトセメントを混ぜる

素手でモルタルを触ると悲惨な事になるので要注意。

水とモルタルは絶妙なバランスで混ぜ合わせるととても造形しやすくなります。

霧吹き

どんぐり氏の霧吹きを拝借。

ギルトセメントは水分が蒸発すると造形しにくくなるので、必要に応じて霧吹きをするとスムーズに作業出来ます。

ギルトセメントで作ったバックボード

乾いてくると岩っぽくなってきます。

擬岩のディテールを作り込む時は実際の写真を参考にすると作りやすいのですが、私の場合は先日ディズニーシー内の擬岩を参考にしながら作り込みました。今まではディズニーシーに行っても普通に通り過ぎていた擬岩ですが、意識して見てみるとそのクオリティの高さに脱帽です。

次にシェルターにギルトセメントを塗ります。

シェルターにモルタルを塗る

見えない部分もしっかりと。

シェルターの裏側の部分は実際にはあまり見えないので凝らなくてもいいのですが、見えないところまでとことん凝るのがMTBスタイル。

自作シェルターの岩肌

この表現手法は企業秘密です。

洞窟の天井を意識しています。

自作シェルターの細部

なかなかの洞窟感。

柱を作り込みます。柱をどう作り込むかによって全体の迫力も変わってきます。やや大げさに凹凸を作る事で、着色した時に陰影がはっきりとつくので立体感が倍増します。

モルタルで作った自作シェルター

ギドラ氏もヤキモチやいちゃうんじゃないの?

シェルターの造形が完了しました。実は今回のケージレイアウトは全体的にドラゴンボールの荒野をイメージしています。このシェルターは、ピッコロ大魔王(初代)を亀仙人が魔封波をで電子ジャーに封印しようとするも失敗してしまい命を落としてしまう様子をこっそり見ていた天津飯が隠れていた洞窟をイメージしています。これから三日ほど放置して完全に乾燥させます。

まとめ

二回目の制作と言う事でかなり短時間で作る事が出来ました。何事も慣れは大事ですね。ギルトセメントは水分が多めだとツヤッとした岩肌に、水分が少ないとザラッとした岩肌になる事がわかりました。

前回と違い最初からある程度完成像をイメージしながら作ると作業も早く、何よりだんだんとイメージしている完成像に近付いて行くので作っていてとても楽しいです。この勢いで最高のケージレイアウトを作ろうと思います。続く。

こちらを気にするどんぐり氏

はよ。

続きはこちら↓

造形用モルタルでフトアゴヒゲトカゲ(爬虫類)のバックボードとシェルターの自作に挑戦してみました。今回は着色の様子をご紹介します。

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