現在我が家のギドラ氏とどんぐり氏のケージには自作したバックボードを使用しているのですが、高台と隠れ家(シェルター)が一体化したギドラ氏のバックボードの評判がよく以前よりお問合わせを多数いただいていました。
当初はまだ検討する部分が多く製作はお断りしていたのですが、水面下でずっと試行錯誤しここ最近やっと使用材料や製作方法がまとまりました。すでに何台かご依頼いただき製作させていただきましたので、今回は擬岩バックボード付き木製ケージをご紹介します。
擬岩バックボード付き木製ケージ
高台+シェルター
フトアゴヒゲトカゲのアダルトサイズが登れる高台と隠れることができるシェルターを兼ね備えたバックボードです。
こちらがシェルター部分。擬岩なので洞窟のような雰囲気です。
擬岩の色はグレーをベースにしていて、写真では分かりづらいですが凹凸が激しいので照明が当たるとかなり迫力があります。ベースカラー(暗)・ベースカラー(明)・エイジング・ハイライトと、4段階の工程に分けて塗装しています。
こちらを登っていただき高台で休憩してもらいます。ちなみにギドラ氏はほとんどこの高台の上でボケ〜っとしています。
レイアウト写真
こちらがレイアウト写真になります。擬岩バックボードにはサンド系の床材&流木が断然お勧めです。ワイルドなレイアウトにはやはりバックボードは必要不可欠ですね。
高台ダブル+シェルター
続いてこちらのバックボードは、飼育中のフトアゴが高いところに登るのが好きということでご要望に応じて高台を二箇所に設置しました。
この写真は広角レンズで撮っているのでやたらと迫力がありますが、実物もなかなかの迫力です。
またフトアゴが壁によじ登りやすいようにしてほしいとのご要望から、岩を多めに配置し凹凸も激しめにつけています。
こちらはシェルター部分。カラーはグレーをベースにしていて荒廃したイメージをご希望されていたので、ハイライトを多めに散らしてかなり荒らしています。
凹凸の激しさも加わりかなり荒れ果てた感じになりました。床面にはアルミパネルによる防水加工を施しています。
レイアウト写真
そしてこちらがレイアウト写真になります。噂通りのクライミングっぷりで早速壁によじ登っています。
そして高台で一服。我が家のギドラ氏もそうですが、壁や流木によく登りたがる生体は高台が大好きのようです。
まとめ
ケージ内をワイルドなレイアウトにしたい場合、擬岩バックボードや擬岩シェルターはマストアイテムですがほとんど市販されていません。あまりにもお問い合わせや製作依頼が多いため、現在擬岩バックボード・擬岩シェルターの受注製作に向けて準備中です。近日中には受注を開始できると思いますので今しばらくお待ちください。