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『ヨーロッパイエコオロギ』と『フタホシコオロギ』の違いや飼育方法

フタホシコオロギ
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当ブログには執筆してから内容を更新していない記事も存在し、現在の筆者の飼育方法や飼育環境とは異なる場合があります。

最新情報は新ブログ【HOBBYIST(ホビイスト)】にて更新していきますので、完全移行まで今しばらくお待ちください。

爬虫類・両生類の活きエサとして定番のコオロギですが、主に『ヨーロッパイエコオロギ(以下イエコ)』『フタホシコオロギ(以下フタホシ)』の二種類が流通しています。

我が家ではもともと『イエコ』を与えていたのですが、ある日どこのショップも品切れというイエコショックが発生し仕方なく『フタホシ』を購入しました。

今まで「見た目がゴキブリっぽい」という理由だけで避けてきた『フタホシ』ですが、実際に飼育してみると『イエコ』よりも良い点もあり、今後のストックを『イエコ』から『フタホシ』に変更しました。

そこでこの記事では『ヨーロッパイエコオロギ』と『フタホシコオロギ』の違いについて詳しく解説していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめです
  • 爬虫類の飼育を考えている人
  • コオロギについて知りたい人
  • 『イエコ』と『フタホシ』の違いを知りたい人

爬虫類の給餌に『コオロギ』を検討している人、『イエコ』と『フタホシ』の違いについて詳しく知りたい人はぜひ最後までご覧ください。

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目次

『イエコ』と『フタホシ』の違い

さっそくですが、『イエコ』と『フタホシ』の違いを一覧表にまとめましたのでご覧ください。

スクロールできます
比較項目ヨーロッパイエコオロギフタホシコオロギ
見た目薄茶色濃い焦げ茶色
大きさ小さい大きい※ムッチリしている
鳴き声『フタホシ』よりまし※でもうるさいうるさい
必要とする水分量少ない多い
臭い少し臭いすごい臭い
丈夫さ強い弱い
ジャンプ力高い低い
動きの早さ素早いのんびり※たまに本気出す
攻撃性環境による環境による
栄養価環境による環境による

見た目の違い

『イエコ』と『フタホシ』を写真でご覧ください。

ヨーロッパイエコオロギ
『イエコ』
フタホシコオロギ
『フタホシ』

左が『イエコ』で右が『フタホシ』、色の違いが一目瞭然です。

『イエコ』の体は薄茶色で心なしか可愛げがあります。

一方問題は『フタホシ』です。

ほぼ黒に近い焦げ茶色で、ゴキブリ感が滲み出ています。

虫嫌いの人はこの見た目のギャップから『イエコ』を選ぶ人も多いようですね。

大きさの違い

一般的には『フタホシ』のほうが大きいと言われています。

実際に両方とも飼育して思ったのは、『フタホシ』は大きいというよりムッチリしています。

特に『フタホシ』のメスはかなりの貫禄。成長するほどゴキブリ感が増し、虫が苦手な人にとってはかなり強敵かもしれません。

鳴き声の違い

鳴き声は声質に若干違いがあります。

イエコの鳴き声は高くさえずっている感じで、フタホシの鳴き声は太めで腹から鳴いている感じがします。

一般的にはフタホシのほうがうるさいと言われていますが、実際に部屋のなかで聞くとどっちもうるさいです。

コオロギが成長するにつれてその鳴き声は大きくなり、正直かなりのストレスになります。

爬虫類の活きエサにコオロギを選ぶ宿命とも言える鳴き声うるさい問題は、『イエコ』『フタホシ』ともに羽を切ることで抑えることもできるので、興味のある方はぜひこちらの記事をご覧ください。

必要とする水分量の違い

『イエコ』は少量の水分しか必要としないため、水不足の過酷な環境でも生き抜くことができます。

一方『フタホシ』は水分を多く必要とし、水不足の環境では生きていくのが難しいようです。

実際に飼育していてもやはり『フタホシ』のほうが死にやすいと感じますが、適切な環境で飼育できればどちらもそう簡単に死滅することはありません。

もしバタバタと死んでいくようであれば、飼育環境や飼育方法を見直しましょう。

またコオロギ飼育に最適な水入れは簡単に自作することができます。こちらの記事で作り方を詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

臭いの違い

水分を多く摂取する『フタホシ』は排尿量が多くケース内が臭くなりやすく、適切にメンテナンスしないとかなりの悪臭を放ちます。劣悪な環境のまま放置するとアンモニア中毒で全滅なんてことも。

『フタホシ』に比べると『イエコ』の臭いはましではありますが、メンテナンスを怠ればやはりケース内は臭くなります。

丈夫さ

『フタホシ』はかなりか弱く、水分や栄養が不足するすぐに弱ってしまいます。アンモニア中毒や感染症にもなりやすく、お世辞にも丈夫とはいえません。

ただし前述したとおり、適切な環境下で飼育すればフタホシもちゃんと長生します。

一方『イエコ』は水分や栄養が不足しても長期間生き延びることができるタフさを持っています。

ジャンプ力

圧倒的に『イエコ』のほうが良く飛びます。

そのジャンプ力は幼い頃から凄まじく、高さの低い飼育ケースだと余裕で脱走します。

一方『フタホシ』は捕まえようとしても歩いて逃げるためほとんどジャンプはしませんが、突然思い出したかのようにジャンプするのでビックリします。

動きの早さ

圧倒的に『イエコ』のほうが素早く俊敏です。

動きが素早いうえにジャンプ力もあるため、捕まえるのも一苦労です。

一方『フタホシ』は非常にのんびりとしていて、『イエコ』に比べるととても簡単に捕まえることができます。

フタホシも羽が生え始めると俊敏になってきます。

攻撃性

『フタホシ』のほうが肉食性が強く攻撃性が高いように感じますが、これには縄張りの広さが関係しているようです。

例えばやや狭いケース内で同じ数のイエコとフタホシをそれぞれ飼育した場合、明らかにフタホシの方が喧嘩が多く共食いをします。

しかし余裕をもったケースで飼育すれば喧嘩も減り共食いの可能性も減ります。

また『イエコ』『フタホシ』ともにタンパク質が不足するとより攻撃的になり共食いをしやすくなるようです。

栄養価

『フタホシ』のほうが栄養価が高いイメージがありますが、普段から十分に水分や栄養を摂っていれば『イエコ』も栄養価には問題はありません。

ただ『フタホシ』のほうが体内に水分を多く含んでいるので、生体に水分を多く摂取させたいときには『フタホシ』のほうがオススメです。

『フタホシ』は体液が飛び散りやすいので要注意!!

コオロギを飼育するときの注意点

『イエコ』の場合

脱走に注意

『イエコ』は動きが早くジャンプ力もあるので、給餌する際にとても脱走しやすいです。

過酷な環境でも生き抜くタフさを持ち合わせているので、脱走されると部屋で勝手に繁殖する可能性もあります。

実際に我が家でもいつの間にか観葉植物の土で繁殖してしまい、大量のコオロギベビー達がワラワラと生まれてきました。

またストックケースの高さが低いと余裕で脱走するので、なるべく高さのあるストックケースで飼育しましょう。

水分と栄養をたっぷりと与える

『イエコ』は水分や餌が少なくても長期間生きることがあるので、つい水分や餌を与える頻度を減らしてしまいがちです。

しかしそんな栄養状態の『イエコ』では生体の餌としては失格です。

毎日新鮮な水・野菜・フードを与えて栄養満点の『イエコ』をストックしましょう。

『フタホシ』の場合

広めのケースで飼育する

ケース内での密度が高いと縄張り争いから共食いを始めてしまいます。出来るだけゆとりのある広いケースでストックするのがベストです。

水分不足には気をつける

『フタホシ』は水分を多く必要とするため、毎日新鮮な水を十分に与えます。

またアンモニア中毒になりやすいのでケース内はこまめに掃除をし清潔な環境をキープしましょう。

日々のメンテナンスは悪臭の予防にもなるので、コオロギ飼育には必須です。

『イエコ』『フタホシ』ともに広さと高さに余裕のあるストックケースでの飼育がおすすめです。

コオロギのストックケースの作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

まとめ

虫が苦手な人は見た目がまだましな『イエコ』をよく選ばれますが、本当に脱走しやすいので要注意です。

個人的には部屋にコオロギが放たれるくらいなら、見た目を我慢して脱走しにくい『フタホシ』をストックしておくほうがいいような気がします。

さて、『イエコ』と『フタホシ』をともに飼育してみて、我が家では現在『フタホシ』をストックとして採用しています。

『イエコ』の場合は給餌の際に捕まえるのも一苦労で一度逃げ出すと大変でしたが、『フタホシ』はとても捕まえやすく非常に給餌が楽になりました。

どちらのコオロギをストックするにせよ、飼育ケースはこまめに掃除し常に清潔な環境を保つことが大事です。

餌として食べる生体の健康のためにも、面倒くさがらず適切な環境でコオロギをストックしましょう。

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