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ギルトセメント(造形用モルタル)で擬岩作り!爬虫類ケージ用擬岩バックボード製作(2)

カチオン系モルタルをこねる

前回やっとこさスタイロフォームによるベースの製作まで進んだ擬岩バックボード製作。

https://matchthebait.com/mortar2017-5-1

スタイロフォームの接着に使用したシリコンシーラントが完全に乾燥したところで、次のステップである擬岩作りに進みます。

擬岩バックボードの作り方

下地用モルタルを塗る

造形用のモルタルはスタイロフォームに直接塗ると定着しにくいので、先にカチオン系のモルタルを下地材としてスタイロフォームに塗ります。

カチオン系モルタルを塗る

塗る面が狭い上に細かくコテなどを使うと非常に塗りにくいので、手で直接塗りたくっていきます。かなり原始的な光景ですが、これまで何台もバックボードを製作してきた中でもこの方法がもっとも効率よくモルタルを塗ることができると判明しました。

手袋をしないと手が大変なことになるので要注意!

カチオン系モルタルを塗り終わったスタイロフォーム

完全に隙間なく塗る必要はありませんが、造形用のモルタルが定着しにくそうな部分にはしっかりと塗ります。全体的に塗り終えたら完全に乾燥するまで放置します。

造形用モルタル「ギルトセメント」で造形

ギルトセメントを塗る

次に造形用のモルタルを塗っていきます。ここでもやはり秘技・手塗りによって塗っていきます。最初は細かな部分は気にせず大雑把に塗る感じで塗っていきます。擬岩バックボードはいかに自然の岩肌に近い造形ができるかがポイントになってきますが、コテよりも手塗りの方が細かい造形も可能なのでよりリアルな擬岩を作ることができます。

造形用モルタルには「ギルトセメント」というモルタルを使用しています。水で混ぜるだけですぐに使えるのでオススメです。

ギルトセメントを塗る2

シェルターの裏側になる部分は塗りにくい部分なのですが、下地に塗ったカチオン系モルタルのおかげでかなり定着してくれます。

造形用モルタルのディテールの作り込み

全体的にギルトセメントを塗り終えたらテクスチャを作り込んでいきます。リアルな岩肌を再現する方法は色々ありますが、今回は金たわしを使いました。

造形モルタルのテクスチャを金たわしで作り込む

特に難しいことはしません、ただただ金たわしでポンポンするだけです。たったこれだけでもリアルな岩肌を再現することができます。あとはカッターで亀裂を入れたり部分的に凹凸を足したりして理想の岩肌に造形していきます。

造形が完了したギルトセメント

凝り始めるとどれだけ時間があっても足りず、今回は4台同時製作なので丸一日かかってしまいました。納得いくまで作り込めたらまたまた数日間放置して乾燥を待ちます。

シーラーを塗る

塗装用シーラー

ギルトセメントを放置して数日後、完全に乾燥したら着色の準備に入ります。ギルトセメントに塗料を塗りやすくするためにシーラーを塗ります。

塗装用シーラーを塗る

擬岩は凹凸を激しめにしたのでかなり塗りにくいですが隅から隅までしっかりと塗っていきます。凹凸が激しい部分に塗るときは刷毛の先で軽く叩くように塗っていくと凹凸の奥までシーラーを塗ることができます。塗り終えたら2〜3時間ほど乾燥させます。

着色

テクアートカラー

シーラーが乾いたら着色に突入です。塗料にはテクアートカラーという水族館や動物園、テーマパークなどの擬岩でも使われている塗料を使用しました。

灰色系の擬岩もリアルで良いのですが、4台並ぶと部屋が暗くなると思い今回は4台とも白系の擬岩に統一することにしました。

濃い部分を塗る

まずは一番暗い色を調色して影になりそうな部分に塗っていきます。上から明るい色を重ねていくので最終的にあまり残りませんが、この工程があるのと無いのとでは仕上がりが全く違ってきます。

中間色を塗る

次に中間色(薄いベージュ)を全体的に塗っていきます。先ほど塗った濃い色が乾く前に上から塗ることでいい感じに混ざり合ってくれます。

エイジング塗装

中間色を全体的に塗り終えたらエイジングに入ります。思い描く完成図に近づくように色を重ねていきます。

エイジング塗装2

私の場合は一度汚した上からハイライトになる部分にホワイトを塗り、また汚してはホワイトを重ねていくという工程を繰り返します。そうするとかなり奥行きのある塗装に仕上がります。

ハイライトで仕上げ塗装

仕上げにハイライトになる部分にホワイトを塗ります。明るめのバックボードにしたいのでやや多めにハイライトを入れました。塗料は乾燥前と乾燥後でも雰囲気がガラッと変わるので、一晩乾燥させてみてイメージ通りに仕上がっていたら完成です。

完成

擬岩バックボード完成

モルタル擬岩のディテール

モルタル擬岩のディテール2

モルタル擬岩のディテール3

まとめ

最近ようやくバックボードの材料や作り方が定まり以前に比べるとかなり効率よく製作することが出来るようになりましたが、それでもかなりの時間と労力が必要な作業です。

しかしここまで頑張ればあとはケージに設置するのみ。次回はついに木製ケージに擬岩バックボードを設置します。

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