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フトアゴヒゲトカゲに温浴させる理由と方法

温浴をするフトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲを飼育する上で必ず飼育者の前に立ちはだかる温浴問題。私も飼育前はトカゲを温浴させる言う発想は全くありませんでしたが、温浴を推奨している爬虫類ショップや動物病院もありフトアゴ飼育にはごく一般的な事になっています。

しかし、飼育者の中には温浴は生体に良くないと言う意見もあり、温浴させる方法や回数も飼育者によってバラバラです。そこで今回は温浴について考えようと思います。

温浴をするフトアゴヒゲトカゲ

何のために温浴をさせるのか

体の洗浄

フトアゴヒゲトカゲのケージの中は床材や埃等で見た目以上に汚れています。そんな中で生活していると当たり前ながらフトアゴヒゲトカゲの体も汚れています。また餌を食べる際に食べかすなどが口の周りについてしまったり、餌入れに手足を突っ込んで汚れてしまう事もあります。そんな日々の汚れを温浴で綺麗に洗浄して上げることができ、体を清潔に保つ事でダニ等の害虫発生の予防にも繋がります。

水分補給

フトアゴヒゲトカゲは主に野菜や果物などの餌から水分補給し、水入れから直接水を飲む事はあまりありません。野菜をたくさん食べるのであれば問題はありませんが、野菜を食べない生体の場合、水分不足から尿酸値が上がってしまったり脱水症状になってしまう恐れがあります。普段はなかなか水を判別できないフトアゴヒゲトカゲも、温浴をする事で水に気付き喉が渇いているとゴクゴクと飲み始めます。

脱皮促進

特に成長期のフトアゴヒゲトカゲは頻繁に脱皮を繰り返します。

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スムーズに脱皮するには適度な湿度が必要となるので、温浴は脱皮不全の防止や脱皮の促進に非常に有効です。

排泄促進

温浴をする事でフトアゴヒゲトカゲの血行が良くなり、腸内の動きも活性化し排泄しやすくなります。ギドラ氏は爬虫類ショップにいる時に毎日温浴時に排泄する習慣があったようで、我が家に来てから温浴の時以外はほとんど排泄しません。逆にどんぐり氏は温浴時でもケージ内でも部屋でも、したくなればところ構わず排泄します。

温浴させる時のポイント

温浴をさせるタイミング

我が家のフトアゴヒゲトカゲ達は朝8時に起床(バスキングランプ点灯)します。起床直後のフトアゴヒゲトカゲは体温が下がっているので、いきなりお湯に浸けると温度差にビックリしてしまいストレスを与えてしまう恐れがあります。そこで起床後バスキングを始めてから1時間後くらい待ち、フトアゴヒゲトカゲの体温が十分暖まってから温浴をさせています。

お湯の温度

我が家ではお湯の温度を35℃〜36℃を保つようにしています。冬場は温度がすぐに下がるのでこまめに足し湯して温度管理に気をつけます。

温浴をさせる時間

特に時間を決めている訳ではないのですが、基本的に排泄したら終わりにしています。排泄しない場合は長くても10分くらいで終わりにしています。また温浴よりもフトアゴヒゲトカゲへストレスを与えない事を優先し、フトアゴヒゲトカゲが湯船から出たがったり、騒ぎ始めたら速やかにお湯から出しケージへ戻しています。

お湯の深さ

温浴をさせる際はプラスチックのケースにお湯をはります。あまり深すぎると温浴に慣れていない場合は暴れ出す事があるので、しっかりと足がつく深さにしています。

温浴の頻度

これに関しては賛否ありますが、私の場合はギドラ氏は三日に一回のペースです。どんぐり氏の場合は温浴が好きで湯船を見せると自分から入りたがり、排泄もしてくれるので毎日させています。ちなみに脱皮中は共に毎日温浴させています。

初めて温浴させる時や、温浴に慣れていないフトアゴヒゲトカゲはお湯にビックリして暴れ出す事があります。その時は手や指ですくうようにして支えてあげると落ちつく場合があります。それでも暴れるようであれば温浴を中断して下さい。

どんぐり氏の温浴

それでは実際にどんぐり氏の温浴の様子をご覧頂きましょう。

フトアゴの温浴の湯船

温度は35℃〜36℃。

どんぐり氏の温浴はいつもケージの前で行います。起床から一時間程度経ってどんぐり氏の体温が暖まった事を確認できたら、100均で購入したケース(食器用)にお腹が浸かる程度のお湯をためてケージ前に置きます。

温浴をしたがるフトアゴヒゲトカゲ

自ら湯船に向かう変わり者のどんぐり氏。

どんぐり氏はお湯を発見すると自分からお湯の中に入ろうとします。温浴嫌いのフトアゴヒゲトカゲはよく聞きますが、温浴好きのフトアゴヒゲトカゲはあまり聞きません。

お湯に浸かるフトアゴヒゲトカゲ

待ちに待った温浴タイム。

土汚れや埃はお湯に浸かるだけで目に見えて落ちていきますが、しつこい汚れがある時はブラッシングして上げます。

温浴をするフトアゴヒゲトカゲ

温浴を楽しむどんぐり氏。

時折お湯に潜ったり、くるっと回転したりしますが、基本的に何をする訳でもなくボケーッとしています。

排泄準備をするフトアゴヒゲトカゲ

発射準備を整えるどんぐり氏。

しばらくすると後ろ足を広げてお尻をクネクネし始め、脱糞準備を始めます。そして物凄い勢いで脱糞します。

脱糞するフトアゴヒゲトカゲ

本邦初公開、どんぐり氏の脱糞顔。

ご覧下さい、脱糞中のどんぐり氏の顔になります。気のせいか踏ん張っている顔のようにも見えますね。

湯船から出てくるフトアゴヒゲトカゲ

どんぐり氏、脱出。

せっかく綺麗になった体が汚れるのが嫌なのか、脱糞を済ませると、そそくさと湯船から出てきます。

タオルで体を拭くフトアゴヒゲトカゲ

タオルに包まれるどんぐり氏。

温浴が終わったら速やかにタオルでお湯を拭き、体温が下がる前にケージに戻します。

動画版どんぐり氏の入浴

今でこそ温浴好きなどんぐり氏も、実はベビーの頃は温浴させようとすると大暴れしていました。そこで最初は出来る限り浅くお湯をはり、手のひらに乗せて温浴をしていました。すると徐々に温浴に慣れ始め、次第にお湯に潜ったりお湯の中を泳いだりするようになります。

そしていつの間にか湯船を見つけると騒ぎ出すようになり、自分から進んでお湯に入るようになったのです。

風呂桶を見ると自分から入るようになる

最近ではギドラ氏もお湯を発見すると自らボチョンとに入るようになりました。

風呂桶を見るだけですっ飛んでくるようになる

ここまで温浴が好きなフトアゴヒゲトカゲは珍しいかもしれません(笑)

まとめ

温浴をするかしないか、これには本当に正解がありません。もちろん自然界のフトアゴヒゲトカゲには温浴しないでも生きているわけなので、飼育下のフトアゴヒゲトカゲも別に無理にしなくても良いわけです。

私の場合はフトアゴヒゲトカゲのストレスにならないのであればしてあげた方が良いと言う考えです。ストレスになっているかどうかの判断も難しい所ですが、温浴中に暴れたり外に出たがったりするようであれば恐らくストレスになっていると判断できます。

フトアゴヒゲトカゲの様子を見ながら無理のない温浴を心がけ、どんぐり氏のように温浴を好きになってくれるというのが理想的だと思います。

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