いよいよ来週に迫った東京レプタイルズワールド2017(5/20・5/21)。僕は一昨年にどんぐり氏、昨年はきなこさんと二年連続で東レプにてフトアゴヒゲトカゲをお迎えしましたが、共にすくすくと育ち毎日楽しくやっております。

きなこさんの寝顔。
僕は残念ながら今回東レプには参戦することはできないのですが、東レプでフトアゴヒゲトカゲのお迎えを考えている方もいると思います。そこで今回は東レプなどの爬虫類イベントでフトアゴをお迎えする前に読んでおきたい心構えや注意点をご紹介します。
イベントの前に
フトアゴについての知識を深めよう
おそらくフトアゴのお迎えを検討されている方はすでに色々と勉強されていると思いますが、このブログ含め様々なブログやウェブサイトでフトアゴに関して知ることができると思うので事前に勉強しておきましょう。
最近爬虫類の飼育方法まとめ的なサイト(キュレーションサイト)がとても多いのですが、間違った知識が書かれている場合もあるので要注意です。
もちろんこのブログを参考にしてもらうのも良いのですが、あくまでも我が家での経験を生かしたブログなので、色々な飼育者さんのブログを読むのがお勧めです。
またInstagramもお勧めです。#フトアゴ 等のハッシュタグで検索するとフトアゴ飼育者さんの投稿をチェックすることができますが、ここはフトアゴに関する知識の宝庫で僕も参考にしています。やはりフトアゴ飼育者の知識と経験は信頼度が違います。
あと今でも「フトアゴヒゲトカゲと暮らす本」はバイブルです。
飼育設備の準備をしよう
東レプで生体と一緒に飼育設備を揃える場合は仕方ありませんが、できる限り事前に飼育設備を整えてから(試運転含む)のお迎えをお勧めします。
僕がどんぐり氏をお迎えした時は急遽のお迎えでケージがなかったため簡易的なケージを自作して数日間をやり過ごしましたが、これはお勧めできません。

…。
しっかりと環境を整えてからお迎えしましょう。
必要な飼育設備はこちら↓
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イベント当日
初日のオープン時間に行く
東レプは土日の二日間で開催されますが、良い生体はすぐに売れてしまうので初日の早い時間に行くのがお勧めです。ただ昨年の東レプは初日のオープン時間に行ったのですが、フトアゴの数がとても少なく探すのも一苦労でした。
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初めての場合はベビーは避ける
東レプにはベビーからアダルトまで様々なサイズのフトアゴが販売されていますが、小さければ小さいほど飼育が難しいです。特に生後間もないベビーは体調を崩しやすく命を落とす危険もあるので初心者の方は避けた方が良いでしょう。

ある程度育っていると安心。
元気な生体を選ぶ
東レプでは大きめのケースに複数で展示されている場合と、小さなプラケースに単体で展示されている場合があります。
複数で展示されている場合はフトアゴたちの様子をじっくり観察してみましょう。常にケース内を走り回っていたり、バスキングしていたり、寝ていたりと様々だと思います。その中でもぐったりとして明らかに弱っているように見える生体は避け、出来るだけ元気な生体を選びましょう。
ちなみにどんぐり氏はケースの中で狂ったように走り回っていたのですが、今でも少しは遠慮して欲しいほど元気に家中を走り回っています。

脱出を試みる若かりし頃のどんぐり氏。
逆にきなこさんはお迎えの時からとても大人しくハンドリングも容易で、今でもとてもおっとりとした性格です。

バスキングする若かりし頃のきなこさん。
小さなプラケースで展示されている場合は判断が難しいのでスタッフから普段の様子をヒアリングしましょう。
普段の様子を聞く
多頭管理されているベビーの場合はなかなか難しいですが、ある程度育った生体の場合はスタッフの方に普段の様子を聞いてみましょう。
- 餌をよく食べるか
- 野菜を食べるか
- 糞は健康か
- 性格(活発・大人しい など)
- ハンドリングは出来るか
などなど、普段の事を聞いておくと今後の飼育にとても役に立ちます。また普段の様子をしっかりとスタッフが把握しているショップは安心感もあります。
触れさせてもらう
気になる生体がいたら購入前に必ず触れさせてもらいましょう。その時に欠損(尾切れ・指とび・爪とび)がないか確認します。
欠損はないに越したことはありませんが、僕の場合は今後の生活に支障がない程度であれば気にしません。
実際に触れてみて「この子だ!」と感じたらお迎えの時です。
帰る時まで預かってもらう
東レプは生体の販売だけではなく飼育用品の販売やトークショーなどイベント要素も盛りだくさんです。

爬虫類は飼っていない十影さんのライブ。
お迎えを決めてからしばらくイベントを楽しむ場合は生体をショップに預かってもらいましょう。
ショップカードをもらう
爬虫類イベントの即売会には遠方のショップが出店している事が多々あります。必ずショップカードか接客してくれた店員さんの名刺をもらい、何かあった時に電話できるようにしておきましょう。
まとめ
爬虫類イベントの即売会は爬虫類ショップよりも生体を安く買える反面、デメリットも存在します。お迎え後に後悔しないためにも、事前に注意点をしっかりと頭に入れてイベントに備えましょう。