ズーメッド パワーサンUV(水銀灯)を使ってみた
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強い紫外線を必要とする爬虫類の飼育には、紫外線ライトとバスキングライトを設置してバスキングスポットを作る必要があります。さらに保温球まで設置するとケージ内外がごちゃごちゃして見栄えもあまりよくありません。
[st-kaiwa1]なんとかならないかなぁ[/st-kaiwa1]
…と思っていたところ、「パワーサンUV」という強い紫外線と熱を同時に照射するという夢のようなライトを発見!!
早速購入してフトアゴヒゲトカゲのケージに設置して使用してみたので、「パワーサンUV」の特徴や設置方法、実際にフトアゴヒゲトカゲに使ってみた感想・レビュー・評価、生体の反応などをお届けします。
パワーサンUVとは?
「パワーサンUV」はセルフバラスト水銀灯と呼ばれるライトで、紫外線ライトとバスキングライトの両方の機能を兼ね備えています。
海外では数多くの動物園やブリーダーが使用していて使用実績は文句なし。
強力なUVAとUVBを照射し、生体を限りなく自然界に近い色に発色させます。
[st-kaiwa1]買うしかない![/st-kaiwa1]
ライトドームでの設置がオススメ
「パワーサンUV」はクリップタイプのソケットでも使用できますが、それだと紫外線の照射が広範囲に分散してしまいます。
そこでおすすめなのがドーム型のソケット。
このライトドームを使えば照射範囲を集中させることができるのでパワーサンUVの能力を最大限に引き出すことができます。
バスキングスポットを作りたい場合はぜひドーム型のソケットを使用してください。
しかしパワーサンUVをライトドームに取り付けるとケージ内に設置するのが難しく、ケージ上に設置することになります
狭いケージには不向き
早速点灯してみたところ、今までとは明るさが全然違います。熱量もあり蓋の上から照らしても十分なバスキングスポットを作る事が出来ました。
ただ、100Wなだけあり600mm幅のケージだとオーバースペック気味。
秋・冬・春くらいまでは大丈夫だとしても夏場はかなり温度が上がってしまいそうです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]セルフバラスト水銀灯やメタハラは一度消灯すると15分程度点灯しないので、温度によってオンオフを切り替えるサーモスタットで使用する事は出来ません。[/st-cmemo]
生体の反応
バスキング時間が延びた
これまではバスキングをし始めて1〜2時間経つとスポットを離れていたのですが、パワーサンに換えてからバスキングスポットからなかなか離れません。
バスキングスポットから離れない理由に温度不足の可能性があるのですが、温度を測っても以前と変わらない(むしろ上がった)ため温度不足というわけではなさそうです。
また一度バスキングスポットを離れてから数時間後に再びバスキングスポットに戻るという、今までになかった行動をしました。これはベランダで日光浴をしている時の行動パターンと似ているので良い傾向だと判断しています。
皮膚の発色がよくなった
ライトが明るいと言うのもありますが、とても皮膚の発色が良くなった気がします。これもまた日光浴と同じく模様がくっきりと現れ、紫外線量の多さも確認できます。
バスキングを止めない
消灯してもひたすらバスキングスタイルを続けます。
よほど気持ち良かったのかこのまま1時間以上エアバスキングを続け、気付いたらその場でペチャンコになって寝ていました。
まとめ
ここまで目に見えて変化があるとは思いませんでした。
最近では朝、点灯前にケージを覗くとバスキングスポットでライトが点くのを待っています。値段は高いですが、ケージのサイズや使用に関しての注意点にさえ気をつければかなりの効果を発揮できると思います。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” add_boxstyle=””]追記[/st-minihukidashi]
現在はメタハラ「ソラーレUV70(スドー)」を使用していますので、こちらの記事も合わせてご覧いただけると幸いです。
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