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HOBBYIST GARAGE
爬虫類の木製ケージ製作
フトアゴヒゲトカゲ・リクガメ・レオパなど爬虫類の木製ケージをオーダーメイドで製作しています。生体に優しいSPF材(無垢材)をメインで使用し、ご希望に合わせて塗装や特殊仕様などのカスタムも可能です。
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木製ケージの作り方-SPF材を使って爬虫類飼育ケージを自作しよう!

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当ブログには執筆してから内容を更新していない記事も存在し、現在の筆者の飼育方法や飼育環境とは異なる場合があります。

最新情報は新ブログ【HOBBYIST(ホビイスト)】にて更新していきますので、完全移行まで今しばらくお待ちください。

フトアゴヒゲトカゲなど爬虫類の飼育になくてはならない『飼育ケージ』。

僕が最初に購入したのはギドラ氏のお迎え用に準備した横幅600×高さ450×奥行き450のガラスケージでした。

当初はケージが大きすぎると生活の邪魔になるかなぁ…と考えてこのサイズにしたのですが、飼育しているうちに「邪魔になってでもギドラ氏にもっとのびのびと生活して欲しい」と思うようになり、ギドラ氏の引っ越しさせてあげようと決意。

ウォーキー

どうせなら、愛情のこもった木製ケージを自作してギドラ氏を喜ばせてあげたい!

そんな思いから、フトアゴヒゲトカゲ用木製ケージの自作に挑戦することにしました。

この記事ではフトアゴヒゲトカゲ(爬虫類)用木製ケージの作り方のすべてをラフ作りから順番にご紹介します。

この記事はこんな人におすすめです
  • 爬虫類用の木製ケージを自作したい人
  • 自作木製ケージの作り方を知りたい人
  • SPF材で木製ケージを自作したい人

DIY初心者で爬虫類用木製ケージの自作をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

DIY中級者以上の方には集成材を使用した木製ケージもおすすめです。複合型木製ケージの自作方法は【木製ケージの作り方-集成材を使って複合型を自作しよう!】をご覧ください。

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目次

木製ケージを自作するメリット

広いガラスケージを購入してしまえば手っ取り早く引っ越しさせることができますが、木製ケージを自作することで様々なメリットを得ることができます。

木製ケージのメリット
  • ガラスに比べて保温力が高い
  • ガラスより圧倒的に軽い
  • 自由自在に設計できる
  • ガラスケージより安く作れる
ギドラ氏

メリットたくさん!

特に、木材特有の熱伝導率の低さがもたらす保温力の高さは晩秋〜春先までの寒い期間にかなりの効果を発揮してくれます。

木製ケージの設計図を作ろう

木製ケージを作る前にまず『設計図』を作ります。

どんなケージを作りたいかこだわりのポイントをリストアップするのですが、出来る出来ないは別にして理想の木製ケージをイメージすることが重要です。

ギドラ氏

妄想するのは自由だ

こんなケージにしたい
  • 見た目をスタイリッシュにしたい
  • 通気性の確保と温度調整機能をつけたい
  • フロント面のガラス面を出来る限り広くしたい
  • 保温機具設置用パーツを完備したい
  • ケーブル類をまとめてすっきりさせたい
  • 天井は開閉式にしたい
  • ケージ専用台もついでに作りたい

理想の木製ケージの完成像をイメージできたら、設計図に落とし込んでいきます。

僕の場合はまずは手書きでラフを書いてから、Adobeの『イラストレーター』というソフトで作成しました。

詳しくは【SPF材を使った木製ケージの作り方-設計図編】をご覧ください。

木製ケージの材料を揃えよう

次に木製ケージに必要な材料を揃えます。今回は全てホームセンターで買えるものだけで作ろうと思います。

木製ケージの材料
  • SPF材
  • OSB合板
  • アルミ平板
  • 金網
  • 曲板
  • 補助金具
  • L型フック
  • 蝶番
  • 掛金
  • 引き戸ガラス
  • ガラスレール

材料のなかでも木製ケージのベースとなる木材選びは重要なポイントです。ホームセンターに行くと様々な木材があり悩みどころですが、『SPF材』が一番おすすめです。

理由はいくつかありますが、やはり無垢材という点が一番のポイント。

ベニヤ板やOSB合板には生体に有害な接着剤が使用されています。

実際に接着剤が爬虫類へ害を及ぼすのかどうかはわかりませんが、極力使用を避けるのが望ましいと僕は思っています。

詳しくは【SPF材を使った木製ケージの作り方-材料編】をご覧ください。

DIYの道具は揃える?借りる?

材料が揃ったら木製ケージの製作に必要な材料を揃えます。

しかしこれが意外と大変で、一通り揃えようと思うと結構な金額になってしまいます。

ウォーキー

高い…

インパクトドライバーなど高額な工具はホームセンターでレンタルすることもできますが、今後もDIYをすることありそうならこの機会に購入するのも良いかもしれません。

ちなみにホームセンターでは購入した木材を有料でカットしてもらうことも可能です。

道具がなかったり自分でカットするのが苦手な人は、図面を持ち込んでカットしてもらうと時間が大幅に短縮されるのでおすすめです。

僕がDIYに使用している工具や便利グッズは【DIYに必要な工具・道具・便利グッズ】をご覧ください。

しかし道具を一式揃えようとすると初期費用がかかります。

もし今後道具を使う機会がなさそうであれば、木製ケージ製作を依頼するのも一つの手です。

フトアゴヒゲトカゲの木製ケージ
  • 爬虫類を飼いたいけどケージがない…
  • 木製ケージが欲しいけど作れない…
  • 置き場所に合うサイズの飼育ケージがない…
爬虫類飼うなら、木製ケージがオススメです!

木製ケージ製作の手順

STEP
サンドペーパーでSPF材を磨く
SPF材をサンドペーパーで磨く

木材を使ったDIYではお決まりの作業であり、僕が一番嫌いな作業でもあります。

必須作業というわけでもありませんが、表面の汚れを落とせるだけではなく仕上がりが断然美しくなるのでおすすめです。

僕の場合は番手の違う3種類のサンドペーパーで順に磨いています。

サンドがけの手順
  1. #120番~#240 中目(ちゅうめ)でバリや汚れを落とす
  2. #280~#400 細目(さいめ)で下地を作る
  3. #400~#800 極細目(ごくさいめ)で仕上げる

使用するサンドペーパーは『耐水ペーパー』が強度がありおすすめです。

STEP
ケージ台を作る
木材に下穴を開ける

まずはケージ台から作っていきます。基本的には図面通りに組めば完成するはずなので自分を信じて突き進むのみ!

組み立てにはインパクトドライバーを使用します。

電動ドリルでも構いませんが、インパクトドライバーの方が作業効率が上がります。

初心者におすすめなインパクトドライバーが『リョービ(RYOBI) インパクトドライバ CID-1100F』です。DIYに十分なパワーがあり低価格なのでDIY入門にお勧めですが、コードが短いので延長コードがあった方が作業しやすいです。

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充電式で初心者におすすめのモデルが日立の『FWH14DGL(2LEGK)』です。こちらもDIY向けのモデルなのでDIY初心者〜中級者まで幅広くオススメできるインパクトドライバーです。

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そして現在僕がメインで使用しているのがHiKOKIの『WH14DKL(2LSCK)』です。価格はそれなりに高いですが、DIYには十分すぎるほどのパワーはもちろん、コンパクトなのでとても使いやすくておすすめです。

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スリムビス

SPF材は柔らかく割れやすい木材なので『スリムビス(スリムねじ)』を使用します。

強度は低いのですがスリムな分、SPF材が割れにくく初心者にもおすすめです。それでもいきなりビスを打つとSPF材が割れてしまう恐れがあるので必ず下穴を開けます。

下穴を開けたspf材

下穴の場所は特に決まりはありませんが、そんなに重量があるわけでもないので両端と中央をとめておけば問題はないでしょう。

ケージ台の足

全ての土台となる脚はとても重要。しっかりと水平が保てるように慎重に作業を進めます。また角が90度になっているかもケージ全体の歪みに関わる重要なポイントです。

ケージ台の枠組

次に脚同士を横桟で組んでいきます。この時も水平に気をつけながら慎重に。

完成したケージ台

最後にケージ台の天面のSPF材をビス打ちしてケージ台は完成です。

図面を作る際にビス打ちのポイントも決めておくともっとスムーズだったかなと思います。

STEP
ケージ正面を組む
木製自作ケージの前面フレーム

ケージ本体の製作に入ります。ケージの正面、ガラスの引き戸を取り付ける部分になります。こうして見ると思ったより間口が広く感じますね。

ここで気をつけたいのはしっかりと四角に直角を出すこと。ここが歪んでしまうとガラスを設置した時に隙間ができてしまいます。『スコヤ』を使うと正確な90度を確認しながら作業できます。

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STEP
ケージ側面を組む
自作ケージの側面

ケージ側面を組んでいきます。通気口の金網は左右をSPF材で、上下はアルミの平板で挟みます。

自作ケージサイドのアルミ平板

アルミの平板はインパクトドライバーで穴を開けてからビスでとめます。ここで図面に不備がある事に気付きました。内側を見てみるとパーツが足りません…。

自作中の木製ケージの内側

この部分は余ったSPF材をカットして埋めることにしました。

STEP
床面を組む
自作ケージの床にOSB材を使う

ケージ台の上に床面に使用するOSB合板を設置し、側面と裏面の一番下になるSPF材をビスで固定します。この段階からケージ台の上で作業すると効率よく組み立てが可能な上に腰が楽で助かります。

上から見た自作中の木製ケージ

そして正面のフレームも固定します。どうでしょう、それらしくなってきました。次に裏面の残りのSPF材を組んでいきます。

背面のSPF材

安価なSPF材だと幅にばらつきがあり、想定外の隙間ができてしまいました。ケージ内にバックボードを設置する予定なので正面からだと気にならないのですが、何となく嫌な感じです。

STEP
天面を組む
天井面の作成

ケージの蓋になる部分です。この上に金網を乗せて木枠で挟む作戦です。

まずは金網が落ちないように支えとなる柱を取り付けます。この柱を使って暖突や保温球を設置しようと思います。

蓋用のSPF材にボルト穴を開ける

柱にボルトを通す穴を開けました。この穴を使って暖突用の金具を設置します。

木製ケージの蓋

次に蓋のサイズに合わせて金網をカットします。切り口が危険なので要注意です。

木製ケージの網蓋

木枠で金網を挟んでビスでとめていきます。金網を引っ張りながら打つ必要があるので少しコツがいります。

自作ケージの蓋を作る

先ほど開けた穴にボルトを通して金網を固定すると、弛まずに綺麗に金網を張れます。

暖突を取り付ける金具

暖突設置用金具を取り付けます。暖突は直接固定するのではなくスライドして差し込めるようにしました。

木製ケージの蝶番

最後に蝶番で本体と蓋を固定します。蓋が大きいので耐久度を重視し大きめの蝶番にしました。

STEP
配線用の穴を開ける
ホールソーで穴を開ける

本来なら本体を組む前に開けるべきでしたが忘れてました…。『30mmのビット』が配線孔にはちょうど良いサイズです。

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STEP
ガラス引き戸を取り付ける
アルミのガラスレールをカットする

まずはガラスレールを取り付けます。今回アルミのレールを使用したので糸のこぎりの金属用の刃で必要サイズにカットします。

多用途ボンド

カットできたら多用途で使用できる『強力ボンド』で接着します。ボンドは付けすぎるとはみ出るので気持ち少ないなと思うくらいがちょうどいいです。

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ガラスレールをセメダインで取り付ける

5分もすれば固定され、一日置けば乾燥します。乾燥すると透明になるのでハミ出していてもあまり気になりませんが、カッターで簡単に取り除くことができます。

オーダーガラス

オーダーメイドしたガラスを取り付けます。3mmと決して厚くないガラスなので割らないように気をつけながら設置します。

オーダーガラス引き戸

見た目は良い仕上がりですが、ややレールの滑りが悪いので対策を考えようと思います。

STEP
仕上げ作業
滑り効果・傷防止シート
引きずっても大丈夫。

設置場所がリビングのカウンターの下で、何かをする度にケージ台ごと引っ張り出す必要があるので、フローリングを傷つけないように『傷防止テープ』を貼りました。このシートを貼れば傷を気にせず引っ張り出す事が出来ます。

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ケージとケージ台を固定する金具

ズレ防止と耐震のためにケージとケージ台も固定しました。

ケージの高さを調整

木材の歪みからケージが歪んでしまいました。このままではガタついてしまうので滑り止めのゴムで調整します。

水平器

最後に水平器で傾きを確認して問題なければ完成です。

木製ケージ完成

完成した木製自作ケージ
処女作にしてはなかなかの出来映え。
木製自作ケージの窓
広めの通気窓もスタイリッシュに。
L字フック
サーモスタットをここに引っ掛けます。
暖突と保温球
暖突と保温球を設置してみました。
完成した木製ケージの壁を確認するギドラ氏
仕上がりを確認するギドラ氏。
配線を通す穴
配線用の穴は左右に開けました。
アルミガラスレール
ガラスに取っ手がなく開けにくいのでこちらも対策を考えます。
完成した木製自作ケージ
レイアウトするとこんな感じです。
完成した木製ケージを確認するギドラ氏
外の様子も確認するギドラ氏。
ギドラ氏

気に入った!

まとめ

SPF材はとても軽く初心者でも扱いやすいので初めての木製ケージ製作にはとてもおすすめなので、ぜひ挑戦してみてください。

お知らせ

また『HOBBYIST GARAGE』では、木製ケージが欲しいけど作れない方のために木製ケージ製作を承ります。ご興味のある方は下記をご覧ください。

フトアゴヒゲトカゲの木製ケージ
  • 爬虫類を飼いたいけどケージがない…
  • 木製ケージが欲しいけど作れない…
  • 置き場所に合うサイズの飼育ケージがない…
爬虫類飼うなら、木製ケージがオススメです!

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