フトアゴヒゲトカゲの値段・餌・寿命・飼育方法など

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フトアゴヒゲトカゲとは?

フトアゴヒゲトカゲ

生態

学名
Pogona vitticeps
英名
Bearded dragon
分布
オーストラリア中央部〜南東部

オーストラリア中央部〜南東部の乾燥地帯に生息するアガマ科のトカゲです。現在ペットショップで販売されているフトアゴヒゲトカゲは人の手でブリーディング(繁殖)された個体で、野生の個体が流通する事はありません。

大きさは?

フトアゴヒゲトカゲは孵化後の成長ステージに合わせて呼び方が変わります。
ベビー
〜20cm
ヤングアダルト
20cm〜35cm
アダルト
35cm〜

個体差はありますが、アダルトになると約40cm〜50cmほどになります。ただこの半分は尻尾なのでそれほど大きさは感じません。ちなみに我が家のどんぐり氏は45cm(孵化後約1年のオス)ですが、まだ少しずつ成長しているようです。フトアゴヒゲトカゲの成長はとても早く、ベビーの頃から飼育していると日に日に大きくなるのが実感できます。

また60cmを越える「ジャーマンジャイアント」というモルフ(※後述)も存在します。

寿命は?

環境の良い飼育下であれば10年〜15年も生きると言われています。もちろん個体差はあると思いますが、出来る限り長生きしてもらうためには良い環境作りが大切です。

餌は何を食べる?

フトアゴヒゲトカゲは雑食で、主にコオロギやデュビア等の昆虫や野菜を食べます。飼育下では成長ステージに合わせて餌を変えるのが一般的です。

ベビー(〜20cm)
昆虫をメインに与え、野菜やフードに慣れさせる。
※頻度:毎日
ヤングアダルト(20cm〜35cm)
昆虫に加え、野菜やフードの割合を増やす。
※頻度:毎日
アダルト(35cm〜)
野菜・フードをメインにしおやつ感覚で昆虫を与える。
※頻度:数日おき

飼育者によって餌の与え方や頻度は様々ですが、アダルト以降の餌の与え過ぎには注意が必要です。可愛さのあまり昆虫ばかり与えすぎてしまうと肥満になり、病気のリスクも上がります。

昆虫が大好物

コオロギ・デュビア・ミルワームなどが大好物です。比較的繁殖し易いので節約のため繁殖する人も多いようです。

フトアゴヒゲトカゲの餌となるヨーロッパイエコオロギの繁殖に挑戦してみました。今回は産卵編をご紹介します。

与えても良い野菜

小松菜・豆苗・インゲン・カボチャ・オクラ・ニンジン・ちんげん菜など。

フトアゴヒゲトカゲが好んで食べる野菜とその与え方についてご紹介します。

与えてはいけない野菜

アクの強い野菜・タマネギ・ネギ・ニンニクなど。

果物も大好き

フトアゴヒゲトカゲはオレンジ・イチゴ・バナナなどの果物も大好物です。ただ果物ばかり与えると味を覚えてしまい野菜を食べなくなるので、たまにおやつ程度に与えるのが理想です。

水分補給も大事

野菜や果物から水分補給は出来ますが、野菜を食べない個体には直接水分補給させる必要があります。

フトアゴヒゲトカゲにも適度な水分補給が必要です。なぜ水分補給が必要なのか、どうやって水分補給をさせれば良いのかなど、水分補給に関する疑問や解決策をご紹介します。

どんな種類がいる?

フトアゴヒゲトカゲにはレザーバック・シルクバック・トランスなどたくさんの種類(モルフ)が存在します。

フトアゴヒゲトカゲのバリエーション(モルフ・カラー)についてご紹介します。

人に懐く?

人に懐くことはありませんが、人に馴れる事はあります。性格にも個体差があり一概には言えませんが、人が個体にストレスをかけない事を最優先して接すると将来的に人馴れした個体になると思います。

独自に編み出したフトアゴヒゲトカゲのハンドリング方法をご紹介します。

糞は臭い?

昆虫を主食とするベビー〜ヤングアダルトの糞の臭いは特に臭く、野菜主食に切り替わってからもやはり臭いです。

賢い?

犬のように芸を覚えたりはしませんが、自分のケージの場所を覚えたり、餌を食べ分けたりと記憶力はあるようです。

飼育にはどんな設備が必要?

飼育ケージ・紫外線ランプ・バスキングランプ・保温ランプ・床材・餌入れ・水入れ等が必要になります。

フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要な飼育設備(飼育ケージ・紫外線ランプ・保温ランプ等)をご紹介します。

飼育にはどのくらいお金がかかる?

設備費用

導入するセット内容にもよりますが、良い環境を作ろうと思うと細かな物を含め¥40,000〜¥70,000くらいかかると考えておいた方が良いでしょう。

生体費用

数千円〜数十万まで、大きさや種類(モルフ)によってかなり値段にばらつきがあります。目安としてはベビーで¥6,000〜¥30,000くらい(稀少種除く)が相場のようです。生体が成長するほど値段が上がる傾向がありますが、最近はベビーから飼いたい人も多く一概には言えないようです。

電気代

飼育環境や季節によって変わりますが、大体月¥1,000〜¥2,000ほど上がるイメージです。

餌代

ベビー〜ヤングアダルトの成長期は毎日コオロギやデュビアを与える必要があるので、野菜やフードを含めると¥3,000〜¥5,000はかかります。

診察費用

怪我や病気になった時は動物病院での診察費用がかかります。また生後半年くらいになったら寄生虫検査含めて健康診断をしておくと安心です。

爬虫類の健康診断にはどんな種類があるのか、どれくらいの費用がかかるのかをご紹介します。

初めてのフトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲの飼育をご検討されている方はぜひこの記事をご覧下さい。

フトアゴヒゲトカゲの魅力にとりつかれ、ついに飼う事を決心した爬虫類初心者が飼育前にした事をご紹介します。
フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要な飼育設備(飼育ケージ・紫外線ランプ・保温ランプ等)をご紹介します。
フトアゴヒゲトカゲを迎え入れる前に、購入したフトアゴ飼育設備セットをセッティングし温度管理を万全にチェックします。
フトアゴヒゲトカゲとローソンアゴヒゲトカゲ(ランキンスドラゴン)のハイブリッド、ビティキンスドラゴンを迎え入れました。

飼育方法

飼育環境・温度設定

フトアゴヒゲトカゲの飼育環境の良し悪しはケージ内の温度管理で決まります。

900幅の飼育ケージでフトアゴヒゲトカゲを買う場合の設備・温度設定についてご紹介します。

爪切り

フトアゴヒゲトカゲも爪が伸びます。伸びたままにしておくとトラブルの元になる可能性も。

フトアゴヒゲトカゲの爪を定期的に切る事で様々なリスクを回避できます。今回は爪を切るメリット・デメリット、使いやすい爪切り等をご紹介します。

温浴

脱皮不全の防止や水分補給にもなる温浴を実施している飼育者は多いようです。

フトアゴヒゲトカゲの温浴について、何のためにさせるのか・どうやって温浴させるのか等の疑問を解決します。

 まとめ

このブログではこれまでフトアゴヒゲトカゲに関する記事をたくさんアップしてきましたが、記事数が多くなるにつれて目的のページを探すのも一苦労。そこで今回は記事への誘導も兼ねて、改めてフトアゴヒゲトカゲについてまとめてみました。

私も含め来週の東レプでフトアゴヒゲトカゲのお迎えを考えている方も多いようです。生体・設備を含めると決して小さな出費ではありません。万全の状態でお迎えするためにこの記事を役立てて頂ければ幸いです。

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コメント

  1. 工藤 より:

    はじめまして 来年フトアゴヒゲトカゲを迎えたくて準備しています いろんな情報で勉強しています

    • ウォーキー より:

      >>工藤さん

      コメントありがとうございます。
      フトアゴお迎えのお役に立てれば光栄です。

      今後ともよろしくお願いいたします。

  2. 爬虫類大好き より:

    急にすみません。質問です。サーモスタットですが、この時間にはこれを、この時間にはこれを、というように、その機械ずつ時間を設定する事は可能でしょうか。それとも、時間は一つしか設定できないのでしょうか。

    • ウォーキー より:

      >> 爬虫類大好きさん

      ジェックスのタイマーサーモであれば決めた時間で作動する差し込み口と、決めた温度で作動する差し込み口の二種類があるので、決めた時間に点灯させたいライトを前者のコンセントに差し込めば決めた時間で点灯できます。ただ各ライトごとに点灯時間を設定するような細かな設定はできません。

      http://www.gex-fp.co.jp/exoterra/howto/timer_thermo.html

      • 爬虫類大好き より:

        返信有難うございました。じつは、このブログは以前から拝見させて頂いておりました。これからも面白いブログ等期待しております。

  3. 爬虫類大好き より:

    あ、すいません。また質問です。あの、カルシウムパウダーってあるじゃないですか。あれを買わずにタマゴの殻を小さくすりつぶして使う事も可能ですか?また、薄い膜は無い方がよろしいのでしょうか。
    あと、デュビアやレッドローチなどと比べてコオロギの方がカルシウムを摂取できると思いますが、すぐに死んでしまう、うまくいかない、などの問題点があるので、デュビアの方がよいのでしょうか。コオロギの卵の産卵、孵化のブログは拝見させて頂きましたが、どうもうまくいく気がしません。個人的にはデュビアの方がやはりいいのかなと・・・。

    • ウォーキー より:

      >>爬虫類大好きさん

      カルシウムパウダーを卵の殻で代用できるかどうかですが、私には栄養に関する知識がないのでなんとも言えません。ただ健康面でどんな影響があるか不明なので、しっかりと研究・開発されている市販のカルシウムを使用した方が良いと思います。

      またデュビアは飼育も繁殖もしたことはありませんが、コオロギに比べると管理しやすいと聞きます。コオロギはこまめに世話をする必要があり、冬場はしっかりと温湿度の管理をしないと孵化させるのは難しいので、そういった面ではデュビアの方が良いかもしれません。

      • 爬虫類大好き より:

        有難うございます。参考になりました。どちらも一回試してみようとおもいます。

  4. 爬虫類大好き より:

    お久しぶりです。またまた質問です。だいぶ前に紫外線チェックカードを使用したブログを見て思ったのですが、最近、紫外線ライトはなくてもいけんじゃね?って思いはじめました。そもそもカルシウムを正しく体の中で吸収するために紫外線に当たってビタミンD3を体の中で作る訳ですから、ビタミンD3の入ったカルシウムパウダーを与えていれば、わざわざ電気代を払って紫外線ライトを取り付ける意味は無くなるのではないでしょうか。

    • ウォーキー より:

      >> 爬虫類大好き さん

      爬虫類にはビタミンD3を生成する紫外線(UVB)とは別に、代謝促進などの効果がある紫外線(UVA)も必要です。毎日欠かさず十分に日光浴が出来る環境であれば問題ないかもしれませんが、飼育下ではそうもいかないのでやはり紫外線ライトを使用する必要があると思います。

      またビタミンD3は必要量(適量)がはっきりしていないので、サプリだけで補うにしてもどの程度与えれば良いかが判断が難しいところです。少なければ欠乏症、必要以上に与えてしまうと体内に蓄積され過剰症になる危険性があります。

      逆に体内で生成されたビタミンD3は体内に蓄積されることがないようなので、十分な紫外線を浴びることが生体にとってはベストなのだと思います。

  5. フトアゴ初心者 より:

    はじめまして!
    先月末にフトアゴヒゲトカゲを初めて飼い始めました。
    飼うにあたって色々とこちらのブログで勉強させていただいています!
    ありがとうございます!
    初めてということもあり夏の間の飼育が不安です。
    今はケージの一番涼しいところに保冷剤をタオルで巻いたものを置き、ケージ上に排気用の小さめの扇風機を設置していますが問題ないのでしょうか。
    日中は仕事柄、家を空けることが多いので心配です。
    もしアドバイスを頂けたらと思い、コメントさせていただきました。

    • ウォーキー より:

      >>フトアゴ初心者さん

      夏の温度管理は大変ですが、しっかりと管理しないと熱中症になる危険があるのでかなり重要だと思っています。

      保冷剤は生体の消化不良に繋がる恐れがあるので個人的にはお勧めできません。

      排気用の扇風機は私も使用してます。PC用のファンをケージの上に設置してケージ内の空気が外に逃げるように設置するだけで1℃も温度が下がりました。

      ケージサイズやお住いの地域によっても変わると思いますが、本格的な夏になってくるとエアコンなしでは難しく、我が家では7月後半〜9月前半はエアコンフル稼働で管理しています。